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輪読会にChatGPTを活用する方法|要約・議論整理で理解が深まるコツ

更新日:学習

輪読会にChatGPTを活用する方法|要約・議論整理で理解が深まるコツ

エンジニアチームで輪読会を始めて半年。最初は「ちゃんと続くのかな?」なんて思っていましたが、ChatGPT をうまく使いながら進めることで、想像以上にいい時間になっています。 難しい本も、要約や噛み砕いた説明をサポートしてもらえるので、議論が止まりにくいのがいいところ。「読むだけ」で終わらず、ちゃんと理解して、ちゃんと話せる場になってきました。 今回は、そんな輪読会をやってみて感じたコツをゆるっとまとめてみます。

従来は輪読会をしても、色々課題が多かった

多くの場合、輪読会をする際は、それぞれが書籍を購入するか、進行役が Kindle などを Web 会議で画面共有しながら進める形式が一般的だと思う。その中で気になった箇所で立ち止まり、ディスカッションをしながら相互理解を深めていく、というスタイルを取っていた。 ただ、課題もあり「参加者ごとに理解度の差が出る」「なんとなくの理解で終わってしまう」というのがあった。。特にその分野に有識者がいない場合は深刻で、「たぶんこんな感じだよね」「ここちょっと分かりにくいですね」と、曖昧なまま進んでしまうことも多かった。ありがちなのは、あとで深ぼって議論しようとしてもそのことすら忘れてしまうといったことも多々。今振り返ると、輪読会をチーム活動の“目標”として掲げていたことで、「とりあえずやること」が目的化していた面もあったと思う。(そこはマインドセットとしてよくなかったと反省している。)

ChatGPT を輪読会を使うことのメリット

ChatGPT を輪読会に導入してから、いくつもメリットを感じている。これまでは有識者がいない中で空中戦のようなディスカッションになり、結論が出ないまま終わってしまうこともあったが、以前より減っている。議論の内容を簡単に要約してプロンプトに貼り付ける、もしくはそのまま話していることを録音文字起こしされたものを読み込ませることで議論の整理が一気に進んだ。ChatGPT は優しいので、難しいテーマにでも「難しいよね」と共感してくれるのが地味に嬉しく、自己肯定感が上がる。(辛口で指摘してくださいとか言ったら、きっと厳しいこと言われるんだろうな。)

大きなメリットとして実感したのは、抽象的で理解しづらい概念をよりわかりやすい話に具体例に落とし込んでもらえたり、図解用の Mermaid を生成してもらえることだ。議論した内容をドキュメント化でき、あとで振り返る用として参加メンバーに対して URL を共有して見直せるのは非常に良かった。よくある「前回何を話したんだっけ?」という状態もかなり減った。ChatGPT を使えば簡単に濃い内容を以前より残せるため、振り返りもしやすい。

もちろん完璧ではないし、最終的にあれこれ考えるのは自分たちですが、以前と比べて輪読会という限られた時間の中で、知識をより体系的に理解できるようになった実感はあります。

ただ輪読会という点ではまだまだ課題も

まだ十分に課題を解決しきれているとは言えません。 取り組んでいるメンバーは現在 4 名で、チーム規模が大きくないこともあり、比較的スムーズにディスカッションができているのかなと思います。ただ、今後さらに活動を進めていく中で、チームが拡大していった場合には、議論に参加するタイミングが限られたり、前提知識に差が出てくることが予想される中で、全員が十分に意見を出しきれない場面が出てくる可能性もありえそうです。

どうしても難しい概念や簡単には整理できないテーマがなくなったわけではありません。その場合、議論の時間を今まで以上に確保したり、社内チャットで有識者に聞いてみるするという対応になるので、 1 冊を読み終えるまでに時間がかかってしまいます。議論テーマの優先度付けはしていますが、このあたりはバランスは見ながら、これから向き合っていきたい課題です。

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